島ラボ2024、第1期修了記念企画「石の島・北木」の日本遺産めぐりと石材産業に生きた豊浦の人々を訪ねる旅


上記のサイトで報告させていただいた、島ラボ第1期生の畑中修輔さんのマイプランを実行する「デビューツアー」を産業観光コーディネーターである赤澤雅弘氏のコーディネートで下記の通り実施しました。
5月27日(火)募集開始で、定員を超える14名の参加申し込みがありました。
畑中修輔さんは、北木島豊浦出身で現在は笠岡市用之江に在住、60歳の定年を機に地元である笠岡に何か貢献できないかの思いで、定年後笠岡市役所に再就職されて建築関係の仕事をされています。
畑中さんは、なんと!北木石の聖と呼ばれている畑中平之丞の直系で第8代目となります。
5月31日(土)9:00 伏越港集合 金風呂丸で北木島金風呂港を目指しました。
午前中は北木島金風呂の日本遺産を馬越さんの案内でめぐりました。





修輔さんはギターの趣味があり、この湖上ステージで歌うのが夢といっていた。・・・ツアーの中で実現

こちらのトイレは、畑中修輔さんが笠岡市役所へ再就職して初めての仕事で地元北木島へ観光トイレを設置しました。
石の島なので何といっての北木石の看板にはこだわりをもって設置されたそうです。トイレも観光名所!
昼食をはさんで、午後からは豊浦の石材産業が盛んな頃の話を庭先でお聞きしました。
畑中平之丞の生家でもある修輔さんの実家では、畑中平之丞の肖像画、表彰状などが所せましと掲示されていました。








最後の訪問は、かさおか島づくり海社の鳴本浩二理事長の話を聞いて、最後はお土産販売。
長時間のツアーでしたが、参加者も主催者も気づきの多いデビューツアーでした。




各地で担い手づくりに苦心している現在、2024年の岡山県備中県民局未来づくり補助金の認定を受けて実施した「島ラボ2024」フールドを島づくり海社の所在地であり、理事長鳴本浩二が町内会長を務める豊浦の地、そして、かつて北木石を全国に知らしめた男畑中平之丞のチャレンジスピリットに学ぶと題し、まさしくその直系である8代目畑中平之丞こそ畑中修輔。島づくり海社理事長鳴本浩二も従兄にあたる。そんなこれ以上ないというストライクの人材が地域の担い手として新たなスタートを切った。今回、関係する一人一人が修輔のチャレンジを応援し、「修ちゃん、修ちゃん」という関係性がツアーの参加者に日頃見えないものを見せてくれた。
これまで、つぱしってきた島づくり海社鳴本浩二の説明にも力がこもっていた。
修輔の地域デビューで多くの笑顔や笑い声が響いた。
今亡き父、7代目畑中平之丞の見守る中で、石の聖畑中平之丞を参加者に説明する修輔の姿を見守る母イクヱのほほえましい表情が印象的であった。