前職、吉田文化会館で昨年8月に実施した字のうまくなる「四角法」の講座を開催しました。
講師は佐藤圭一先生(当時94歳)。きっかけは、海援隊時代に地域のミニコミ誌を作っていて、県のコンク-ルに応募して「まなべしま新聞」が最優秀賞を取ったことがあります。その後も白石・北木・笠岡諸島と次々にミニコミ誌を作って多分すべての新聞が一度は最優秀をとったと思います。その時の審査委員長が佐藤圭一先生でした。当時、小学校の校長を退職されて新聞づくりの講師もされていました。表彰式でお会いし、その後北木島でミニコミ誌の研修会を開かせていただきました。その時は奥さんも一緒に来られて、北木島をご案内したことを覚えています。
吉田文化会館で昨年開催された四角法講座
そして、昨年先生が「四角法」という字がきれいになる本を出されてということで連絡があり、それはぜひ文化会館の特別講座でやろうということになり、コロナ禍ではありましたが、50人近くの方々の参加で実施することができました。
95歳の先生の目指す目標は!「1億人美文字化」日本に暮らすすべての日本人が美文字になるという目標です!
「四角法」も特許をとっており、おそらく日本では最高齢の特許取得者ではないでしょうか。
四角法とはなんぞや?
とにかくこの映像をご覧ください。
昨年、不慮の事故
昨年の講座のあとに、先生は大きな仕事を引き受けているとおっしゃていました。地元茶屋町の小学校の150年記念の講演でした。無事、新聞でその仕事を終えたとの記事が掲載されていて先生相変わらず頑張っていらっしゃると思いつつ、自分を鼓舞していました。
その後、何回か電話が通じないことがあり心配していたところ、茶屋町の150年の講演のあとに、自転車を運転していて、誤って川に落ちて大けがをされたとのことでした。
不慮の事故を乗り越えて
話題に絶えない佐藤圭一先生。自分の不慮の事故をネタにして(笑)本を書かれたとの記事が・・・。
単なる字がきれいになるから不屈の精神を学ぶ
ちまたの記事にある「金甲山の書道パフォーマンス」の写真が私にも送られて来ました。
そこに書いてある、「与不思、受不忘」の言葉が深く私の心に響きました。
本当に往々にして反対をしがちですが、この精神こそ私も座右の銘にしたいと事務所に書いて掲げています。
そして、最近の先生とのラインの交換の中で・・。
そんな感じで笠岡で四角法の講座を開催します。
佐藤圭一「四角法」研修会のお問合せ先
笠岡市十一番町5-7 シェアラボM 事務局 守屋 090-5374-1333
「四角法」研修会の内容
・四角法についての説明
・テキストを使っての練習
・グル-プワーク
約1時間の講座
講師謝礼は不要ですが、参加者に四角法の練習テキスト550円の購入をお願いします。
※1講座の参加者人数は概ね30人程度を希望します。(ご相談応じます。)