イベントの駐車場係の面白いところ

9月14日(日)は笠岡市老人福祉センターで開催された「銀の市」の駐車場係をお願いされた。
駐車場係って自分に仕切りを任せてもらえると結構面白い。
それと、なけなしのスタッフのなかでの工夫も一人一人のスタッフにはかなりの負担をかけるが、それに耐えられる2名ぐらいの経験値をもったスタッフを用意することも必要。(最初の2時間が勝負)

その日は、隣の保健センターで「手しごとまつり」イベントも同時開催でどの程度のお客様が来られるのか不透明な中で成功のための注意点を挙げる。
①来られるお客様が高齢化しているため、なるべく前向き駐車を出来るように。出やすいようにバック駐車を強要していたらその分時間がかかり、次の車を入れるまでに時間を要す。並列の場合は2台ほど開けての駐車位置の指示を出す。
②スタッフの駐車場を区画のない臨時の駐車場に確保しておき、スタッフの車の配置をみて一般のお客様がそれに習う形で誘導する。
③駐車場スタッフの人数を減らすためには、なるべく丁寧な案内看板を設置し誘導する。
④駐車場の区画に執着せずに必要に応じて臨機応変に対応する。(高齢者についてはなるべく近いところを案内する。)
⑤主催者の都合で意図的に遠い駐車場に案内しようとしても無理。見えるところから埋める。
⑥見えない駐車場の場合は丁寧な案内と目視できる導線の確保。

8:30 銀の市のスタッ駐車開始(集合時間8:50)
   関係スタッフ・出店者約30台については、元気ドーム裏(児童公園)

会場周辺の駐車場の数(≒200台)
保健センター48台・サンライフ12台・老人センター12台・保健センター裏12台・老人センター裏36台・児童公園40台・緑道公園36台+商工会議所20台=216台

イベント当日の実際の誘導実績
・児童公園駐車場①は銀の市のスタッフ及び出店者で30台ぐらい、ほぼ満車(9:30ごろ)
・銀の市来場者中心に②老人センター裏へ誘導
この時、手しごと祭り関係スタッフ参加者は保健センター前駐車(誘導通路スパースは確保)
・②満車で保健センター裏③へ誘導(保健センター北側より誘導)
・最終的に保健センター前・サンライフ前・老人センター前の空きスペースへ誘導
・9時40分ごろほぼ会場周辺の駐車場は満車
入り口駐車場案内スタッフをフェリー乗り場入り口付近に移動し、すべての車を緑道公園へ誘導
・10時30分ごろには緑道公園⑤もほぼ満車
・その後再度、保健センター入口に駐車場案内を戻して、再度空きスペース(通行可能位置の枠外へも駐車)、最終的には商工会議所へも3台程度誘導(11時ごろ)
・ほぼ満車になったころで、銀の市の緑道公園の車が少し減ってきたので、再度駐車場案内をフェリー乗り場入り口へ移動し、保健センター入口と連絡を取り、会場周辺が開いたら会場前へ誘導、空きのない時は緑道公園駐車場へ誘導
・12時ごろには会場周辺にもかなり空きが出だしたので、駐車場案内を解除。

前日の机上のシュミレーションとはかなり変化してしての実施となったが、スタッフの臨機応変な対応で採取的には約200台程度の駐車台数を裁くことが出来、大きな混乱はなかった。

駐車スペースの表示のない緑道公園・児童公園についてはコーン・バーを活用し停車位置を表示した。
駐車の方法については、原則前向き駐車でそれぞれ前方に帰路をもける形にした。
駐車の順番についても速さと、間隔を狭める意味でも次のような工夫をした。

①から赤の矢印方向へ誘導しがちだが、駐車と同時に降りようとするため、後続車の駐車のタイミングが遅くなる。①②③④の順に止めることにより昇降に左右されずにスムースに駐車が可能。かつ、乗り降りが終わった後の駐車となり横の車との駐車スペースの無駄が省け、一台でも多くの駐車が可能。
左側フェンス側から詰めて駐車したが、返って通路(黄色)を確保して、位置決めしていたコーンの方から駐車した方が台数を多く確保できたかもしれない。

参考までに用意した案内看板

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