六島塾2025に併せて今年新規で「高校生クラス」を開設することになり、市内の高校へ参加依頼したところ、龍谷高校4名、笠岡商業高校2名の合計6名の高校生が参加してくれました。
 9時出発で笠岡港より海上タクシー「幸進丸」にて一路六島を目指し、午前中行われる六島小いきいきフェスティバルの応援が主なミッションです。
 そして、午後からは六島を散策して高校生が感じた六島をインスタ「六島塾高校生クラス」へ投稿することにしました。
https://www.instagram.com/_mushima_?igsh=cHBjc3F5YWs0Y3Mx

六島まで海上タクシーで何と!30分。波を切り走る速さはジェットコースター並みのアミューズメント!


六島前浦港に到着。軽トラの荷台へ乗る体験を・・・。決してこのまま動いてはいません。

六島小学校の図書室で応援用の小旗を制作しました。



10:00 六島小いきいきファスティバル開会です。島民の方々も大勢集まっていらっしゃいます。高校生のミッションは六島小学校2名の応援と島民の方々と一緒にいきいきフェスティバルを盛り上げることです。なんせ、児童2人、先生3人の学校ですから、参観者の参加型のいきいきフェスティバルです。



















堂々として入場行進には会場から大きな拍手がありました。メインは2人による一輪車の練習成果の披露、借り物競争、じゃんけんリレー等、参観者も一緒に体を動かしました。参観の島の方々も70代がほとんどで、高校生が率先して参加してくれて本当に助かった感じです。島の方々もその動きに背中を押される感じでいい感じで交流が出来ました。
運動会の部は最後に六島音頭を参加者全員で踊って締めくくりました。
約1時間で会場を講堂に移して屋内での学習発表会です。

全体を和ませ、体を動かすゲームを2人の進行で最初に実施し、楽器演奏、劇なども校長先生をはじめ先生方も一緒に練習された成果を発表されました。最後に、六島の活性化のためのアンケート調査に基づく地域学の発表がありました。グラフを用いてわかりやすいプレゼンで、今年の六島塾で実施予定の案内板設置やマップづくりを島民の方々と一緒に行う予定だということで、実践型の取組が行われています。

横断幕をもって、最前列で応援方々いろいろと2人の発表に聞き入っていました。






昼食は、図書室で社協六島支部の活動として、参加者全員でカレーをいただきました。
高校生たちは食後に大きな仕事が待っていました。校長先生からのお願いで、講堂からの物品の移動をお願いしたいということで、机の移動やいすの移動を手伝っていただきました。校長先生からは、高校生の皆さんのおかげでフェスティバルが盛り上がったこと、片づけについても大変助かったとのお礼のお言葉をいただきました。




最後にお礼として六島観光大使の2人から六島水仙の折り紙を頂きました。
六島満喫タイム
14時からは六島満喫タイムとして、最終便が出る17時30分まで、六島を楽しんでもらうために少し島内を散策してもらって、高校生の感覚で写真や動画をとってもらって、インスタにアップして欲しいとお願いし、緩い感じで島を満喫してもらいました。6人すべてが六島は初めてという事で興味津々に島を散策してくれました。
高校生の目線としてインスタ「#六島塾高校生クラス」で投稿してもらっています。



島を愉しむ・・。灯台で猫と遊ぶ・・。陸のクルーザーでドラムを叩く。シーグラスを探す。人生初のブラックコーヒーを飲む。行き当たりばったり好きなように遊んでもらうそんな半日でした。時間を持てあますことなく、ほっておくとそこだけで終わりそうな勢いで、後ろ髪をひかれながら次のスポットへ案内する。峠の茶屋のけい子さん、ひじきづくり名人のひふみさん、島小屋の千代美さん。島の方々ともいろいろと話をする時間も・・。

最後、湛江の「島小屋」で幹助君のおじいちゃん・おばあちゃのお話を聞きながら、一日の振り返りを行いました。
皆、島民の方々の優しさを一様に感じたとの感想があげられていました。2人の学芸会もかなりインパクトがあったようです。問題解決型の地域学が多いのですが、やはりその地域の方々との交流の中で自分自身何か感じるものがないとなかなか楽しみながら地域と関わることは難しい気がしいます。今回、いつもはいない高校生の方々が島の応援に来てくれているという事だけで多くの笑顔が見ることが出来ました。午後からの散策では、島の風景や猫、シーグラスなど時間を忘れて楽しんでくれている姿は大人にはない「島を愉しむ」という姿勢と、SNSへの発信に関してはその視点と発信のスピード、クオリティにおいてもハイレベルで頼もしく思いました。
高校生クラスの第2回目を六島塾と合わせてもう1回ぐらい実施したいと思っていたのですが、今回参加の高校生も忙しく、都合が合わないということで保留にさせていただきました。次回は来年水仙の時期に来島の機会を作りたいと思っています。



高校生の目線「#六島塾高校生クラス」


 
		 
			 
			 
			 
			 
			 
			