真鍋島走り神輿「お帰り」総集編2023年5月5日

 今年は、走り神輿の本祭りに行くことが出来なかったので、「お帰り」へはと段取りをつけて13時45分の普通船に飛び乗りました。

 やはり走り神輿のメインは本祭りということで、昨日の4年ぶりの走り神輿はメディアでも取り上げられ、大勢の観光客・帰省客で賑わったようです。
 13時45分の船で何組かのそれらしいカメラを持った観光客が数名乗っている感じでしたが、目立った混雑はなく約1時間で真鍋島本浦港へ到着。

目次

岩坪・本浦西・本浦東 各組から輿守が本浦の御旅所に集合します。午後3時


すると、岩坪の輿守たちが本浦の御旅所を目指して勇壮に歩いてきていました。
走り神輿は、本浦東・西・岩坪の3組に分かれて競争する行事です。

岩坪輿守

本浦西輿守

本浦東輿守

今年の神輿の順番は「本浦東」「本浦西」「岩坪」の順で走ります。
御旅所に集合して、それぞれの組ごとに記念撮影!

まずは本浦東

本浦東には今年走り神輿初デビュ-の若者がいます。
近藤壱静君(高校1年生)
近藤真一郎さん民子さんの長男です。今から1年ほど前に移住されて、真鍋島で生まれたのが壱静君。この春から高校にあがり、走り神輿を走ることになったようです。
お父さんの真一郎さんもしっかりサポ-トされていました。(けがの無いように頑張れ!)

みんな凛々しくてかっこいい!
お帰りの初走りは、本浦の御旅所から海岸道路を走ります。

お帰り走行MAP


今年は本浦東が一番手なので主導権を握っていて、本浦東がスタ-トを切るとそれに続いて神輿がかけりだし、その速さを競争します。映像でご覧ください。上の図の①の区間です。

①区間 御旅所から海岸往路を競争

②区間 真鍋島の交番所から出発


大勢の人が走り神輿を待ち構えています。

天狗を先頭に神輿が一斉に走り出します。

保存会のOBが輿守を鼓舞すると共にいつでもサポ-ト出来るように並走して走ります。

なかなか道幅の関係もあり、ぬかすことは出来ませんが、神輿同士の距離により速さを競います。

走行区間を輿守が走り終えるとOBが次の区間まで神輿を担いで移動させます。
観客は神輿と一緒に次の区間へ向かいます。

輿守は息を整えながら次の区間へ向かいます。しばしの休憩タイム。

八幡神社の入り口では魔除けの「ゆやな」棒術を行います。

③番目のコ-スでとこのはな公園から八幡神社下まで走り抜けます。

祭りの大詰めです。最後の力を振り絞って一気に八幡神社まで走ります。

今回から新調された各組の神輿です。

最後の境内での走行に備えて、OBが神輿を担いでお宮にあがります。

この後、八幡神社の境内で最後の名残を惜しむ走り神輿が繰り広げられたのえすが・・・。
不覚にも携帯カメラのメモリがいっぱいになり・・・。カメラにおさめることが出来ませんでした。

境内でのやり取りは16時30分ごろまで繰り広げられ、神輿を奉納して、各組の陣まで伊勢音頭を唄い、塩をまきながらかえって行きました。

最後、尻切れになりましたが、大体の「お帰り」の様子でした。この日は観光客というより地元に帰省された方々が沢山おられたという感じでした。4年ぶりの走り神輿、コロナ明けもあり皆さん満喫されていたようでした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次