笠岡湾干拓地の中に空港があるのご存じですか？
その名も「笠岡地区農道離着陸場」通称「ふれあい空港」といいます。
干拓の農産物をセスナで空輸することを目的として計画されましたが、数年でその目的はとん挫し、ラジコンや車のレ-スなど本来計画した事業より目的を広げた多目的活用方法を模索していました。
このところ、市内有志により、笠岡の農道空港の本来の航空目的に顧みて、その可能性を追求する取り組みが行われています。丁度、6月10日に農道空港で開催するということを聞いていたので、吉田で田植え体験をした岡山学院大学の一行をご案内しました。
このイベントは急遽実施が決定し、周知が十分でなかったので貸し切り状態ではありましたが、学生たちは大いにテンションを挙げていて大満足のようでした。今後も定期的に農道空港を活用した市民をはじめ大勢の方々に日常的に親しんでいただくイベントを開催予定のようです。
最初具体的な説明がメンバーの服部氏から説明がありました。
まず、最初はセスナ実機によるデモフライト10分。
実際に滑走路を離陸し、迫力あるフライトを見せていただきました。
着陸後は、エプロンに配備されて、機体等の説明の後、操縦席に乗っての記念撮影もさせていただきました。
その後、ラジコンのフライトショ－も行われ、迫力満点の操縦技術を見せていただきました。
ラジコンのショ－が終わるころに、岡山岡南空港からモ－タ－グライダ－が到着し、エプロンに展示され、説明等を聞くことができました。
最後は、ラジコン愛好家で災害時対応のドロ-ン対応の訓練をこの空港で行っていらっしゃるということで、ドロｰンで物資を運ぶデモンストレーションが行われました。
こちらが、物資を吊り下げたドロ-ンです。
身近で災害対応の訓練も見学することができました。
今回は、たまたま関係者の皆さんにご紹介されてこのイベントを知ることができました。
笠岡らしい、なかなか他ではできないイベントです。
これも、農道空港を日ごろ利用されている方々のご協力で実施されたもので、関係者の皆さんの心意気に感謝すると共に、笠岡の農道空港の新たなる可能性を感じました。
