せとうち六島塾2024の第3講(最終講)を11月2日に開催しました。
低気圧の影響で大雨警報に見舞われ、一部電車が運転を見合わせるという最悪の状況でしたが、それに合わせて予定を変更しての実施となりました。
「ひふみちゃんひじき」工場見学
六島でひじきづくりをしている、三宅一二三さんのひじき工場へお伺いし、ひじきづくりについてお話と見学をさせていただきました。
あいにく、まだひじきづくりは行われていませんでしたが、ひじき工場で説明を伺いました。
六島ひじきづくりについては下記YOUTUBEをご覧ください。
おかえりの島鑑賞・ひじきづくりについて
公民館に帰り、NHKのお帰りの島を鑑賞して、美栄子さんから島での暮らしのお話をお聞きしました。
昼食づくり
六島の漁師さんから、鯛・ハマチをいただき、昼食用の刺身、煮つけを作るために参加者で魚をさばき、刺身をつくる体験をしていただきました。
昼食
昼食は、刺身、煮つけ、焼そば、焼き肉というメニューでした。
晴天であれば屋外でBBQを実施する予定でしたが、大雨でやむなく屋内での昼食となりました。
フリータイム
昼食後は、約1時間程度のフリータイム。参加者思い思いの過ごし方で六島を堪能。
塾生のマイプラン発表
最終発表会。
これまでの3回の六島塾での気づきをマイプランとして発表していただきました。
地域の草刈りの助っ人隊となる「刈り刈りツアー」の提案や大学生は卒論のテーマに六島を取り上げるというマイプラン。3回という短い期間でしたが大いに六島を堪能していただけたようです。
夕食交流会
最終講ということもあり、塾生の皆さんの労いの意も込めての夕食交流会。
東京・横浜と遠方からの参加者が多かったのですが、それだけ本気度があり、六島まちづくり協議会としても「率直に外からの声や反応をお聞きすることにより大き気付きがありました。
今年で2回目となる「せとうち六島塾」会を重ねるごとにその内容に磨きがかけられている感じです。
六島で動ける大人がほとんど関わってのイベントなので、島に帰ってきた家族をもてなす感じです。マイプラン作成が目的ではなく、とにかく、六島を好きになっていただくのが第1。年に1回はイベント企画してこのつながりを大切にしたいと思います。
大槻美緒さんのマイプラン紹介
いろいろな体験の中で美緒さんが提案してくれたのは・・。
〇草刈りしませんか!ツアー(刈り刈りツアー)おまけ!体験イベント付き
せとうち「六島」紹介動画制作
大槻美緒さんは、横浜の高校2年生。地方創生に興味を持って、自主的な探求活動をされています。とかく、高校生の地域探求って単なる体験で終わってしまうことが多いのですが、はるばる横浜から問題意識をもって六島へ来られて短期簡にここまでのプランをご提案いただきました。初回も最終講の交流会の時にも丁度オンラインでの塾の授業が重なり、六島公民館から参加されていました。そして、娘さんの活動に家族ぐるみで協力されているご両親の取組にも感謝が絶えません。
最終日には、六島小学校の校長先生にもヒアリングを行い、さらなるプランのブラシュアップされていた姿には感服いたしました。常に、地域の視点で本当に必要なものは何かと探求されていた姿に、私たち六島住民も心動かされ、このつながりを次なるステージに進めるために「とにかく実践あるのみ」との思いを強くさせていただきました。
年内に「六島小学校年越し大掃除しませんかツアー!」を個人的には次のまち協の定例会で提案しようと思っています。
美緒さんからご紹介いただいた鹿児島市喜入町の事例です。
綾部奈緒さんのマイプラン
笠岡諸島を題材に大学の卒業論文を書く
刈る刈るツアーに参加する
文化人類学を学ぶ大学3年生。六島を気に入ってくれて、卒業論文作成のフィールドにまでしていただき本当に感謝しています。六島の教科書に載っていない事をもっともっと探っていただき、論文を完成させると共に六島にフィ―ドバックして欲しいと思います。
島民挙げて綾部さんの論文制作に協力します!