几帳面の語源について

 吉浜の菅原神社へかきつばたを見に行ったついでに本殿まで上がってみた。今年本殿の屋根の葺き替え修繕を令和の大修繕として実施するみたい。
 改めて本殿の説明を見てみるとよく分からない言葉が沢山並んでおり、普通だったら見過ごすのですが、観光課ということで調べてみた。

 切妻造・・屋根を縦に切り落とした感じ(図参照)

 向拝・・礼拝のための雨除けの屋根

 几帳面取・・図のような柱の面取り

 三間社流造・・4本の柱で間口3間の建物

目次

几帳面とは


 間仕切りや風除けに用いられた家具「几帳」に由来し、几帳の柱の表面を削り角を丸くし、両側に鋭角に三角形を切取った面取りを「几帳面」と言う。また、もっと簡単に、しゃくり面を2回かけたような簡単な面も、几帳面と呼ばれています。
 物事を正確に行い、いい加減にしなことを「几帳面」と言いますが、建築用語から由来し、几帳面の様な細かい装飾は、職人がきちんと正確に作業をしなければ、美しく仕上がりません。これが転じて、物事をきちんと行うまじめな人を、几帳面な人と言うようになった、と言われています。
 几帳面は建築用語から由来しているんですね。

 私なりの解釈で、間違ているかもしれませんが、いろいろと調べるとまた物の違った見方が出来るなあと感じました。初心に返って勉強ですね!

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