長福寺裏山古墳について

新山小学校6年生の社会の授業で地元の歴史研究者高木浩朗氏の指導で長福寺裏山古墳を実際に見学しての授業が行われていました。(2023年6月14日)

長福寺裏山古墳について概要と資料をまとめておきます。

長福寺裏山古墳

5 世紀代に築かれた古墳群。「かさおか古代の丘スポーツ公園」として整備され、遊歩道がつくられている。
七つ塚は、小さな4基の方墳だが、出土した「初期須恵器」は貴重である。双つ塚は、墳長約60メートルの前方後円墳で、井笠地域で最大の古墳である。周りには堀と土手がめぐっており、古墳本来の形をよく残している。
 仙人塚は43メートルの帆立貝形古墳で、葺石がふかれていたことが分かっている。最もたくさん埴輪が出土した古墳で、円筒埴輪のほかに動物・人物などの形象埴輪の破片も発見されている。現地に行くと、竪穴式石室が見学できる。明治時代にこの石室から短甲(鉄のよろい)が掘り出されたというエピソードが残る。
東塚は50メートル弱の前方後円墳で、後世の開墾(かいこん)によって南半分が崩されていたが、公園整備に伴って復元されている。

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